雨の日の電車通勤は「折りたたみ傘」の見直しで断然楽になる

2019-12-21

雨の日の通勤で嫌なものの一つが、電車内での濡れた傘

 

周りに気を使いますし、座れても濡れた傘が邪魔でスマホを見る気にもなれません。

そこで、私は長傘を止め、それなりに機能が高い「折りたたみ傘」を使うようにしたところ、雨の日の通勤がグンと楽になりました!

 

 

軽さ・使用時のサイズ・撥水性・頑丈さを満たす傘を

長傘は、数十年前も今もあまり進歩していないイメージですが、折りたたみ傘はここ数年でもかなり進歩しています。

私は過去にWaterFrontというメーカーの安物の傘や、コンビニ傘の使ってきましたが、今思うとこれらは話になりません

3千円~5千円くらい出せば、軽さ・撥水性・頑丈さを満たす傘が手に入ります。

 

スマホよりも軽い傘

私が買って愛用しているのは、東急ハンズで3,000円ほどで買ったボアドールという(あまり有名でない)日本メーカーの傘です。

 

私が使っているものは、ネット上では品切れになっている60cmのタイプです。

親骨60cmのサイズは、男性用長傘と同等のサイズです。

 

重さは140gで、これはスマホ本体(iPhone7)よりもさらに軽いです!

 

 

ちなみに、5千円以上出せば有名アウトドアブランドのモンベルスノーピークのものも買えます。

雨の日の通勤を少しでも良くすると思えば安い買い物です。

 

折りたたみ傘をスペックで選ぶ

店頭で手に取って確認するのもいいですが、ネットで購入する場合は「詳しいスペック」が掲載されているので、その数値を参考に選べば問題ないと思います。

個人的には、優先すべきは 重量 > サイズ >撥水性 >強度 だと思います。

 

1. 重量

折りたたみ傘は軽量である事が第一だと思います。

曇りの日などでも、バッグやリュックに入れる事が多く、「使う時間よりも持ち運ぶ時間の方が長い」ものだからです。

200g以下だとかなり軽い部類ですが、男性サイズでも150g以下の軽いものはあります

(ちなみに、iPhoneの大画面タイプスマホのiPhone XS Maxの重量が208g。やや大き目なiPhone XSが174gです)

 

骨の本数が多い「頑丈さ」を売りにした傘や、自動開閉式の傘、あるいは有名メーカーのもの(例えばドイツのKnirps(クニルプス)など)は、300g以上からものによっては500gを超えてしまいます(それ以前に値段も高いです)。

ちなみに、自動開閉式(ワンタッチ式)のものは、本体が重くなりますし、安いものは壊れやすくなっているので、個人的にはおススメしません。

 

 

 

2. 使用時のサイズ

いくら軽い傘でも、濡れてしまってはもとも子も無いので、使用時のサイズは重要です。

ただ、気を付けなければいけないのは、店頭の表記とネット上の表記は「測っている箇所が違う」という事です。

店頭の傘の表記は「親骨の長さ」、ネット上の表記は「直径」であることが多いです。

それらを比較すると、以下の表のようになります。

 

親骨 直径
55cm 約80~90cm
60cm 約85~100cm
65cm 約100~110cm

直径100cm以上のもの(親骨65cm)を選べば、男性用の長傘と同程度のゆとりで使用できます。

体系が大きい人や手荷物も絶対濡らしたくない人は110cm(親骨70cm)以上もありですが、ゆとりを重視すると収納時のコンパクトさや軽量さが失われます。

標準体型の男性なら、親骨60cmか65cmを選んでおけば間違いないと思います。

 

3. 撥水性

撥水性は実は「とても大事」です。

傘を折りたたんだ時、いつまでもビショビショなのは安い粗悪な傘です。

防水加工(テフロン加工など) がされているものを選びましょう。

折りたたむ時に軽く振るだけで水が切れますので、袋に収納してバッグやリュックに入れるなら、撥水性は必須です。

 

折りたたみ傘のケース

使用した傘こそ、バッグやリュックにしまいたいものです。

そこで、折りたたみ傘用のケース(袋) があると便利です。

店頭にはあまり置いていないので、ネットで折りたたみ傘と一緒に買う方がいいかもしれません。

 

傘ケースをさらにビニール袋に入れれば、バッグのものが濡れてしまう事はまずありません。

 

 

4. 強度

折りたたみ傘の強度ほどほどでよいと思います。

というのも、台風のような激しい風の日に折りたたみ傘を指す機会は、1年を通してもそう何度もあるものではありません。

それでも、「ちょっと突風が吹いただけで壊れた」というのでは困りますしコスパも悪いです。

頑丈さと軽量さを兼ねるとなると、骨組みはカーボン製かグラスファイバー製になります。

傘の骨の数は、価格と重量を考慮すると、8本あれば十分だと思います。

 

 

日傘兼用のものは?

日傘兼用(UVカット)の折りたたみ傘も増えています。

日本の夏は猛烈な日差しと、ゲリラ豪雨に見舞われることが多いので、重宝するかもしれません。

ただ、日傘兼用だと「軽量」と「撥水性」はある程度犠牲になりますので、個人的には日傘は別でいいかな、と思います(メンズ日傘が今後どのくらい普及するかもわかりませんし)。

 

 

ついでにレインブーツも用意

ビジネスマンの雨対策として、もう1つ必須なのがレインブーツです。

 

いわゆる「長靴」とは違う、スーツに合わせても違和感の無いレインブーツが多く登場しています。

値段もピンキリですが、私の意見としては「5千円以下の安価なもの」で十分だと思います(ただし、実店舗にはこの価格帯はあまり置かれていないので、ネット通販がおススメです)。

レインブーツが必要なほどの雨の通勤は多くても年に10回程度と思われ、履く機会が少ないものにお金をかける必要はありません。安物でも「防水性はあります」。

ファッション性と歩きやすさが落ちるかもしれませんが、年に数回の使用ですので、そこは割り切るのが得策だと思います。

また、歩きにくい場合は中敷きで調整すれば、だいぶ快適になります。

 

 

以上、最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m

雨の通勤に悩む方のお役に少しでも立てたら幸いです。