他人の口臭が気になる時の対策
仕事などで人と話す時、相手の口臭が気になって辛かった経験はないでしょうか?
私はあります。以前の職場での上司がキツかったです…。
そういうのは気にしないように心掛けていますが、ちょっと経験したことのないハードさでした(頭痛や吐き気がほどの…)
この記事では、その時に私が行ったすぐできる対策をご紹介します。
もくじ
そもそも日本人は口臭がキツイ
日本人は欧米人に比べ体臭が少ないと言われています。
しかし、口臭に関しては、「欧米人より日本人の方がキツイ」というのが、定番になりつつあります。
日本人はなぜ臭いと言われるのか 体臭と口臭の科学 (光文社新書)
その理由は、日本人は欧米人に比べ「口腔ケア」が定着していないからです。
日本では、「虫歯になった時しか歯医者に行かない」(予防やメンテナンスの為に歯医者に行く習慣がない) という人の方が多数派だと思いますし、よく歯医者さんが勧めているデンタルフロスを使っている人も多くありません。
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日本人の口腔ケアに対する意識の低さは、口臭だけでなく、歯周病や歯槽膿漏にも表れています。
それに、タバコを吸う人も依然として多いですからね。
相手の口臭を無くす事はできない
そんなわけで日本の、特にミドルからシニア層(30代~60代)は、仕事ができて身だしなみがしっかりしている人でも、意外と ”口臭がケアできていない” 人が多い印象です。
スメハラという言葉も定着していますが、臭いは自分では気づきにくいものです。
とはいえ、相手にストレートに「口臭がキツイですよ」と注意するなんて普通はできません。
「相手に気付いて対処してもらう」のが自分にとっても相手にとってもベストですが、それは相当難しいです。
ヘタに指摘すれば相手を怒らせたり、傷つけたり、「修復できないほど関係が悪化してしまう」恐れがあります。
そんなわけで、私は「相手を変えようとせず、自分の方で対処する」事にしました(が、結果として相手も変わりました)。
毎日顔を合わせる上司の口臭がキツかったら。すぐできる対処法3つ
私が行った対処法とは以下の3つです。
- マスクを着用(短期的には一番効果的。継続が困難)
- フリスクやミンティアなどの清涼菓子を利用する(すぐに効果が有り継続も簡単)、
- 自分が率先して口腔ケアを行う(長い目で見て一番メリットが大きい)
とてもシンプルですが効果てきめんだったので、詳しく説明させていただきます。
マスクの着用はひと工夫で大きく変わる
口臭がキツイ上司とも、マスクを着けて話せばだいぶマシになります。
花粉の季節や、風邪・インフルが流行する冬は、一日中マスクをしていても違和感ありません。
さらに ”香り付きマスク” を着用することで、相手の口臭は完全にシャットアウト(というか誤魔化す事が)できました。
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ただ、香り付きマスクは値段が高いのが難点です。
そんなわけで、私は市販の香り付きマスクではなく、「ここぞという時」に ”マスク用の香りスプレー” を使用していました。
とはいえ、長い付き合いとなる相手に「マスク」と「香りスプレー」でずっと対処し続けるわけにもいきません。
鼻に香りが抜ける清涼菓子を使う
清涼菓子とは、ミンティアやフリスクなど、どこのコンビニにも売っている定番のお菓子です。
私は、甘いものではなくミントやメントールなどが中心の、爽快感と刺激があるものを選びました。
「どうして人の口臭が気になるのに自分が使うの?」と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ミントの香りが鼻に抜け、相手の口臭を完全にシャットアウト(というか誤魔化す事が)できます。
マスクよりも自然で手間要らずなので、この方法は一年中使っていました。
しかも、この方法のよいところは、相手も自分に影響されてか「清涼菓子を食べるようになる事」です。
そうなれば、「口臭地獄から抜け出す光明が差してきた」と言っても過言ではありません。
口腔ケアを念入りに行う
「他人のふり見て我がふり直せ」じゃないですけど、上司の口臭に苦しんでから、私は人一倍念入りに口腔ケアを行うようにしました。
昼食後には、デスクの引き出しから歯磨きセットやマウスウォッシュを取り出し、トイレに向かいます。
私の熱心な口腔ケアも「上司に影響を与えました」。
ついに、上司も口臭ケアをし始めました。
体質的なものもあるでしょうから、やはり完璧には無くなりませんが、口臭地獄から抜け出すことができました。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
他人の口臭が気になって悩んでいる人のお役に立てましたら幸いですm(_ _)m