エポスゴールドカードで還元率2.5%越えの仕組みを紹介(エポスプラチナなら3.7%!)

2019-10-08

私はサブカードとしてエポスゴールドカード(EPOS GOLD CARD)を利用しています。

 

エポスカードは、丸井グループの子会社 株式会社エポスカードが発行しているクレジットカードで、基本の還元率は0.5%です。

しかし、使い方によっては還元率2.5%も目指せる優良カードです。

改めて見直してみると、そのポテンシャルに驚かされます。

 

メインカードとして使い、そのままエポスプラチナカードを目指してもいいかも、と思えるほどです。

 

 

エポスゴールドカードの基本スペックと優待

エポスゴールドカードの基本は以下のようになっています。

比較の為、右側にノーマルのエポスカードの数字も載せています。

  エポスゴールドカード

エポスカード

年会費 5,000円+消費税
・インビテーション(招待)の入会で永年無料
・年間50万円以上の利用またはファミリーゴールドカードの発行で次年度より永年無料

無料

カードブランド VISA VISA
家族カード 不可(エポスファミリーゴールドカードを無料で発行可能 不可
ETCカード 無料 無料
利用限度額(おおよそ) 50万~200万円 10万~100万円
還元率(基本の還元率) 0.5%(別途ボーナスポイントや還元率アップ有り 0.5%
ポイント有効期限 無期限 2年間
チャージでポイントが付くプリペイド型電子マネー モバイルSuica、楽天Edy、au WALLETプリペイドチャージ、SMART ICOCA

モバイルSuica、楽天Edy、au WALLETプリペイドチャージ、SMART ICOCA

付帯保険 国内旅行保険:無し
海外旅行保険:自動付帯(最高1,000万円)
国内旅行保険:無し
海外旅行保険:自動付帯(最高500万円)
その他特典 ・空港ラウンジ無料利用
・国際線手荷物宅配サービス
・マルイなどでの10%割引セール
・ロイヤルホストでの割引(5%)
・シダックスやビッグエコーなどでの割引
・アパホテルのチェックアウト1時間延長(公式での予約のみ)
など
・マルイなどでの10%割引セール
・ロイヤルホストでの割引(5%)
・シダックスやビッグエコーなどでの割引
・アパホテルのチェックアウト1時間延長(公式での予約のみ)
など

 

エポスゴールドカードの年会費は5,000円+消費税となりますが、「インビテーション(招待)を受け取る」または「年間利用金額50万円以上利用する」または「家族用のゴールドカード(ファミリーゴールドカード)を発行する」(発行無料)のいずれかを満たすと、次回以降の年会費が永年無料となります。

1年ではなく永年(ずっと)無料というところが凄いです。

幅広い電子マネーチャージ(ポイント付与対象)に対応している点も優れています。

また、マルイやショッピングセンターでの割引・特典、カラオケや飲食店などでの割引・優待が受けられます。

海外旅行保険が「自動付帯」(利用しなくても保険適用)というのも貴重です。

 

そして、0.5%の基本還元率をどんどん高めていけるボーナスがあります。こちらは以下でご説明します。

 

 

還元率アップのからくりはポイントアップショップとボーナスポイント

選べるポイントアップショップ

ゴールドカード以上のカード限定のサービス「選べるポイントアップショップ」は、最大3つの支払先までポイント獲得率を3倍(還元率1.5%)にできるサービスです。

ショップと言っても、スーパーやコンビニ、ドラッグストアから、電気代や電車の運賃、通信費に至るまで、300以上の種類があります)

こちらは自由に選べて、登録後3ヵ月間は変更できないものの、それ以降はいつでも変更が可能です。

 

選べるポイントアップショップについての詳細はこちらのオフィシャルサイトをご覧ください。

https://www.eposcard.co.jp/pointup/index.html

 

 

年間利用額に応じたボーナスポイント

さらに、年間の利用額50万円以上と100万円以上の利用で、ボーナスポイントが獲得できます

年間利用額(個人) ボーナスポイント
50万円以上 2,500ポイント(2,500円分)
100万円以上 10,000ポイント

こちらは、家族の利用分(ファミリーゴールドカード)は合算されない(個人分のみ)点に注意が必要です。

 

また、上とは別にファミリーゴールドとの合算分でのボーナスもあります。

年間利用額(ファミリー合算) ボーナスポイント
100万円以上 1,000ポイント(1,000円分)
200万円以上 2,000ポイント
300万円以上 3,000ポイント

 

 

 

還元率2%になる例

「選べるポイントアップショップ」と「ボーナスポイント」、この二つを組み合わせる事により、還元率を2%に引き上げられます。

 

例えば通勤定期券の購入額が高額の場合、以下のようなパターンが考えられます。

選べるポイントアップショップは「モバイルスイカ」「電力会社」「保険会社」。

・定期券の購入が年間20万円。
 モバイルスイカのチャージが年間6万円。

・電気代が年間12万円(月額1万円)

・生命保険などの保険料が年間12万円。

以上を合算すると年間50万円となります。

獲得ポイントは、7,500ポイント(50万円×1.5%)+2,500ポイント(年間50万円利用のボーナスポイント)=合計10,000ポイント(還元率2%です。

 

 

 

通常の還元率でさらに50万円利用するパターンで還元率2%越え

通常の利用(還元率0.5%)でさらに50万円利用し、年間100万円の利用でボーナスポイントを10,000ポイント、ファミリーボーナスを1,000ポイント獲得するパターンを考えます。

還元率は、選べるポイントアップショップ分7,500ポイント+通常還元率分2,500ポイント(50万円×0.5%)+10,000(年間100万円利用のボーナスポイント)+1,000(ファミリーボーナス)=合計21,000ポイント(還元率2.1%

 

年会費を無料にできるカードの利用で、かつ航空会社のマイルではなくポイントでの還元率2.1%は驚異的です。

選べるポイントアップショップの比率が上がれば、還元率はさらに高まります。

例えば利用の比率が60万円と40万円の場合、9,000+2,000+ボーナス11,000=合計22,000ポイント(還元率2.2%)となります。

 

 

還元率アップのカギはモバイルスイカの利用

還元率アップのカギは、モバイルスイカの利用です。

(こちら↑はiphone(Apple Pay)のモバイルSuicaです)

 

「選べるポイントアップショップ」は3つまでしか登録できない為、支払いを登録した3つに集中させることが効果的です。

その点で、モバイルスイカは多くの支払先に対応できます。

というのも、首都圏ではコンビニはもちろん、スーパーやドラッグストア、飲食店など多くの店舗でスイカが使えます

支払いのスイカ比率を上げる事で、エポスゴールドカードのモバイルスイカ比率(還元率1.5%の比率)を高める事ができます。

 

 

JR東日本圏外の人でも活用可能

JR東日本圏外の人にも、モバイルSuicaの使い道はあります。

SuicaはPASMO、ICOCA、TOICA、manaca、Kitaca、SUGOCA、nimoca、はやかけん等のエリアでも利用ができます。

モバイルSuicaはスマホ上でチャージする為、上記交通系電子マネーを利用する人なら、モバイルSuicaの利用価値は高いです。

 

さらに、ICOCAのエリアならば、選べるポイントアップショップで「JR西日本」を選ぶ事でSmart ICOCAのチャージを1.5倍にする事が出来ます。

 

 

Yahoo!公金支払いもポイントアップ対象

自動車税や住民税、固定資産税、水道料金などの支払いをクレジットカードで行う「Yahoo!公金支払い」も、「選べるポイントアップショップ」に含まれています。

対応している自治体が限られている点、ものによって手数料がかかる点が難ですが、こちらを還元率1.5%で支払えたらお得度は高いです。

 

また、Yahoo!公金支払いは「ふるさと納税」にも対応している為、高額の寄付(ふるさと納税)を行っている人は、活用すべきでしょう。

 

 

年払いの保険料や大きな家電の買い物で登録変更

「選べるポイントアップショップ」は変更が可能ですので、高額な支払いが発生するタイミングに合わせて登録を変えると、さらに高還元率が狙えます。

例えば3つある登録枠を、1つはモバイルスイカ、もう1つは電力会社にしておくとします。

残り1つは都度入れ替える枠として、年払いの保険料(10万円)が発生する月は保険会社を、少しタイミングをずらして家電の購入(15万円)、少しずらして家具の購入(15万円)というのもアリです(変更のタイミングが間に合わなかったら電力会社の枠で切り替えるのも可です)

 

 

これらを想定すると、定期券やヤフー公金支払いの高額利用がない人でも「選べるポイントアップショップのみ」で年間100万円を利用する事も可能です。

内訳はモバイルスイカ48万円(月4万円)、電力会社12万円、保険料10万円、家電15万円、家具15万円です。

この場合の還元率は恐ろしいほど高く、15,000ポイント(100万円×1.5%)+10,000ポイント(ボーナスポイント)+1,000ポイント(ファミリーボーナス)=26,000ポイント(還元率2.6%)です。

もはや1%や1.5%の還元率では低い! と思える感覚です。

 

 

リボ払いで還元率さらにアップ!

カードの支払いをリボ払い(3回以上の分割払い)にする事で、還元率をさらに0.5%上乗せ(マルイの買い物では1.0%上乗せ)できます。

ただし、こちらは支払いの利息や綿密な計算が必要になるので、今回は考慮しません。

 

 

エポスプラチナカードでさらなる還元率アップも!

また、個人で年間100万円以上利用するようでしたら、ゴールドからプラチナへのランクアップも視野に入れるべきです。

プラチナカードには、ゴールドカード以上のボーナスポイントがあります。

・年間利用額 100万円利用で20,000ポイント

・誕生月ボーナス(還元率+0.5%)

・ファミリーボーナス(100万円以上の利用でゴールド1,000ポイント、プラチナ2,000ポイント)

 

この3つを考慮して100万円利用がすべて「選べるポイントアップショップ」だった場合、還元率は空前絶後の3.7%です(誕生月ボーナスを考慮せず)。

(内訳はショッピング15,000+年間ボーナス20,000+ファミリーボーナス2,000=37,000ポイント)

大きな買い物や定期券の購入を誕生月に集約すれば、還元率はさらに恐ろしい事になります。

 

 

プラチナの年会費は30,000円(条件次第で20,000円)

利用額100万円をすべて「ポイントアップショップ」で「ファミリーボーナス付」という条件で、ゴールドとプラチナを単純比較すると、獲得ポイントの差は11,000ポイントになります。

プラチナの年会費は30,000円+消費税ですが、年間100万円以上の利用があれば翌年の年会費は20,000円+消費税です。

ゴールドとのコスパ比較では、ポイント増加分(11,000円分)と年会費負担分(税込)22,000円の差額11,000円分になります。

あとは、エポスプラチナの豊富なサービス(コンシェルジュ、プライオリティパス、充実した保険、レストラン本人分無料など)がこの値段で利用可能出来る事に価値を感じるか、という事になります。

(とはいえ、これらのサービスが年会費20,000円でも十分お得です)

 

 

 

以上、最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m