コスパ最高! 1万円前後のGショック、ビジネスもカジュアルもこれ1つでOK
スーツ姿のビジネスマンにとって、高級な腕時計を着ける事は一つのステータスでした。
ところが、そんな話も過去の事になりつつあります。
もくじ
”高価なモノ” に憧れる時代は終了?
一昔前までは「頑張って働いて、憧れの車や高級腕時計を買うこと」が、若者にとって定番の目標でした。
しかし、現代の若い消費者は「高価なモノを所有したい気持ち」が、昔の人に比べてとても希薄です。
サブスクリプション 製品から顧客中心のビジネスモデルヘ (角川新書)
今の若者は以下の2つを理解しているのだと思います。
それは、
- モノを所有するのは費用(負担) になる
- モノで豊かさを測ると「生まれた時から裕福な人間」が羨ましくなるだけだからバカらしい
おじさん達も見栄を張らなくてよくなった?
そんなわけで、若者は持ち物や身に着けているものが高いか安いかで、人を判断しなくなっています。
それは悪いことではなく、ミドル~シニア世代の人も、若者に舐められないように見栄を張って高価なモノを身に着ける必要が無くなった、と考える事もできます。
アラフォーになって見つけた腕時計
そんなわけで、アラフォーの私も、気取らずにコスパのよい腕時計を着ける事にしました(そして、お金はPCや投資などに回します)。
私が重視した点は…
- 充電や設定が面倒そうだからスマートウォッチはパス
- 簡単に買い直せる程度の価格帯のもの(1万円前後)
- できればビジネスでもカジュアルでも身に着けたい
そんな、要望にピッタリだったのが、この時計です。
CASIO G-Shock DW-5600BB(スピードモデル)
スーツに合わせても違和感のない落ち着いた黒のボディと、細身の服に合わせてもフィットする程よい存在感、そして何より ”無駄がなく飽きないデザイン”。
(以上はすべて私の個人的な感想です)
しかも、値段が安い(約1万円前後)。
Gショックのスピードモデルとは?
1983年に登場したG-Shockの初代モデル「DW-5000C」のデザインを受け継ぐ「5600モデル」は通称「スピードモデル」と呼ばれています。
これは、キアヌ・リーヴス主演映画『スピード』(1994年公開) で使用され、人気に火が付いた事に由来します。(ちなみに、キアヌ・リーヴスは私物としても愛用していたそうです)。
機能について
時計としての機能は最低限です。
- 20気圧防水
- バックライト(手動)
- ストップウォッチ、アラーム、タイマー
防水があるのは、時計を洗うときに助かります。もちろん、アウトドアもいけます。
バックライトは必要最低限といった感じです。
電波時計やソーラー充電機能はついていません。
それらが付く同じタイプのものとなると、以下のものとなります(価格差は+7,000円~10,000円くらいです)。
もうちょっと価格を抑えたいなら、デザインは少し変わりますが以下のものもあります(+3,000円~5,000円くらい)。
スーツに合うのか?
同系統のモデル(GW-M5600-1JF) をドラマ『SP』でV6の岡田准一さんが着けていたので、スーツに合わないわけではありません。
上のものは後継機種の「GW-M5610-1JF」です。
「スーツに合う腕時計は絶対アナログ式の文字盤タイプ! 」と考える人もいるかと思いますが、スマートウォッチも普及しつつあります。
「スーツにデジタル時計」は、スーツにリュックサックやウォーキングシューズを合わせるのと同じように、定番化すると思います。
唯一の弱点は?
スーツには合わせられても、冠婚葬祭などの「お堅い場」では、やめておいた方がよさそうです。
それ用に、シルバーの時計があった方がいいと思います。
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今後も使い続ける予定
今の気分としては、「腕時計は一生このままでいいかも」と思ってます。壊れたら、同じものを買おうかと。
高級腕時計は「(売る時) 中古でも値段が下がりにくい」というメリットがありますが、オーバーホールなどのメンテナンスに費用がかかりますし(数万円~)、普段身に着ける場合は紛失のリスクと、大事に扱わなければいけないという堅苦しさがあります。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
1万円前後の良さげな腕時計を探している人のお役に立てましたら幸いですm(_ _)m