【設定手順付】エポスゴールドカードとモバイルSuicaで還元率3.5%以上を目指す
JR東日本が展開するポイントサービス JRE POINT(ジェーアールイー・ポイント) は、Suicaでの乗車や定期券の購入でもJRE POINTが貯まります。
JREポイントがお得に貯まるのは断然モバイルSuicaです。
利用サービス |
モバイルSuica |
カード型Suica |
乗車・グリーン券の購入 |
50円ごとに1 JREポイント |
200円ごとに1JREポイント (還元率0.5%) |
モバイルSuica定期券の購入 (他社区間もポイント対象) |
50円で1 JREポイント |
対象外 |
仮に、10万円分の定期券の購入と、1万円分スイカで乗車した場合、獲得できるJREポイントは以下のようになります。
・モバイルSuicaの場合
定期券購入分2,000ポイント+乗車分200ポイント=2,200ポイント(2,200円相当)
・カード型Suicaの場合
定期券購入分0ポイント+乗車分50ポイント=50ポイント(50円相当)
2,200円と50円です。打ち間違えではありません。
えげつない程の違いです。
待ったなしにモバイルSuicaに切り替えるしかありません。
もくじ
モバイルSuicaとエポスゴールドという組み合わせ
私はモバイルスイカにエポスゴールドカードを紐づけて使用しています。
エポスカードは、丸井グループの子会社 株式会社エポスカードが発行しているクレジットカードで、基本の還元率は0.5%です。
しかし、ゴールドカード以上の限定サービス「選べるポイントアップショップ」を使うと、モバイルSuicaの還元率を3倍の1.5%に引き上げる事ができます。
(選べるポイントアップショップは3件まで登録でき、登録から3ヵ月経過後は自由に変更できます)
モバイルSuicaや定期券購入での還元率1.5%は、JR東日本の子会社 株式会社ビューカードが発行するJREカードやビュー・スイカ・カードと同じ、最高峰の還元率です。
エポスゴールドカードの場合、1.5%の還元率に加え、年間の利用額50万円以上と100万円以上の利用で、ボーナスポイントが獲得できます。
年間利用額(税込み) | ボーナスポイント |
50万円以上 | 2,500ポイント(2,500円相当) |
100万円以上 | 10,000ポイント |
エポスゴールドカードの年会費は、通常ですと5,000円(税抜) となりますが、「インビテーション(招待)を受け取る」か「年間利用金額50万円以上利用する」か「家族用のゴールドカード(ファミリーゴールドカード)を発行する」(発行料無料) のいずれかを満たすと、次回以降の年会費が永年無料となります。
1年ではなく永年(ずっと)というところが凄いです。
JREカードやビュー・スイカ・カードは、活用シーンが「JR東日本」や「モバイルSuica絡み」に限定されるのに比べ、エポスゴールドカードは上記の「選べるポイントショップ」やゴールドカードならではの優待のおかげで、活用のシーンが幅広いです。
そんなわけで、私はエポスゴールドカードをモバイルSuicaの相方として、フル活用しています。
実際の登録手順
実際にエポスゴールドカードでモバイルSuicaを発行し、それからJRE POINT WEBサイトに登録する手順をご紹介します。
これを行えば、JR東日本の定期券の還元率が3.5%になります(内訳は、JREポイント2%+エポスゴールドカードのポイント1.5%です)。
年間10万円の購入なら3,500円分の還元となり、バカにできません。
まずはエポスゴールドカードとスマホを用意
当たり前ですが、まずはエポスゴールドカードの発行と、スマホ(iphoneまたはおサイフケータイ対応のアンドロイドスマホ)をご用意ください。
選べるポイントショップ登録
最初にエポスカード側の設定を行います。
エポスカードの会員サイトにログインし、画面左下の「選べるポイントアップ」に進みます。
選べるポイントアップ画面の、「五十音順から探す」の「マ行」にモバイルスイカがあります。
登録を完了させます。
これで、定期券を含めたモバイルSuicaの還元率が1.5%になります。
モバイルSuicaアプリのダウンロード(iPhoneの場合)
エポスゴールドの設定が完了したら、次はモバイルSuicaを新規発行します。
ここからはiPhoneの場合で進めていきます。Androidケータイの方は申し訳ありませんが、基本的な流れは同じです。
スマホでApp Storeアプリを起動し、モバイルSuicaのアプリをダウンロードします。
モバイルSuicaを発行
アプリを起動すると、このような何もない画面になりますので、画面右下の「Suica発行」のボタンをタップします。
発行するSuicaは記名式でも無記名式でも構いません(私は記名式で発行しました)。
画面に従って会員情報を登録をしていきます。
メールアドレスや、Suicaに紐づけるクレジットカードの情報が必要になります。
クレジットカードはもちろん、エポスゴールドカードを登録します。
下の画面にあるSFとは、Suicaの残高の事です。
最初に1,000円以上を、先ほど登録したエポスゴールドからチャージする必要があります。
チャージが完了するとモバイルSuicaが発行され、Apple PayのWalletに登録されます。
以上の手順で、モバイルSuicaの発行が完了です。
JREポイントに登録
エポスゴールドに紐づいたモバイルSuicaが無事発行されました。
完了まであと一歩です。
発行したモバイルSuicaをJRE POINT WEBサイトに登録しなければJREポイントが貯まりません。
JRE POINT WEBサイトにアクセスします。
モバイルSuicaをJRE POINT WEBサイトに登録する手順は、以下の記事で詳しく書きました。
手順のおさらい
手順をもう一度振り返りますと、「エポスゴールドのポイントアップ登録」→「モバイルSuicaの発行(紐づけ)」→「JRE POINT WEBサイト登録」という3つのステップになります。
還元率4%を目指して(リボの設定無しで)
エポスゴールドカードはリボ払い(3回以上の分割払い)を行うと、還元率が0.5%上乗せされます。
(利用額200円ごとに1ポイント獲得のところが2ポイント獲得)
しかし、利息がかかってしまう為、「ポイントの為にリボ払い」というのはしないのが普通です。
リボ払いを使わずに、モバイルSuica利用の還元率を3.5%以上に引き上げる事は可能です。
そのカギは「年間利用額に応じたボーナスポイント」です。
選べるポイントアップショップのみで年間50万円利用するパターン
定期券の購入額が高額の場合、「選べるポイントアップショップ」のみで、ボーナスポイント獲得ラインの年間50万円を利用する事は可能です。
例えば、以下のようなパターンです。
・選べるポイントアップショップは「モバイルスイカ」「電力会社」「保険会社」。
・定期券の購入が年間20万円。
モバイルスイカのチャージが年間6万円。
・電気代が年間12万円(月額1万円)
・生命保険などの保険料が年間12万円。
以上のパターンで、年間の合計利用額は50万円となります。
獲得ポイントは7,500ポイント(50万円×1.5%)+2,500ポイント(年間50万円利用のボーナスポイント)=合計10,000ポイント(還元率2%)
定期券購入分は、JREポイントの2%も合わせると計4%の還元率となります。
通常の還元率でさらに50万円(年間100万円)利用するパターン
さきほどのパターンで、通常の利用(0.5%)でさらに50万円利用し、年間100万円利用してボーナスポイント10,000ポイントを獲得するパターンも計算しました。
還元率は選べるポイントアップショップ分7,500ポイント+通常還元率分2,500ポイント(50万円×0.5%)+10,000(年間100万円利用のボーナスポイント)=合計20,000ポイント(還元率2%)
この場合でも驚異の還元率2%を達成できます。
(家族用のファミリーゴールドカードの発行があれば、100万円利用でさらに1,000ポイントのボーナスがあり、還元率は2.1%です)
高額の定期券利用者こそ、エポスゴールドカードは積極的にメインにすべきカード、という事がわかります。
エポスゴールドカードの活用術は、以下の記事でも書いています。
以上、最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(_ _)m
スイカ定期券の利用で得したい人のお役に立てましたなら、幸いです。