平凡なサラリーマンがTHE CLASSのインビテーションを受けた方法(突撃不要・審査通過)
JCB THE CLASS(ザ・クラス)とは、JCBカードの最上級カード(ブラックカード) です。
インビテーション(招待) を受けるには、高い社会的地位や年収、豪華な利用実績が必要で、厳しい条件をクリアした者のみが手にするカード…
そんな風にザ・クラスに夢を抱く人には申し訳ありませんが、平凡なサラリーマン(30代、年収500万円代、中小企業勤務)の私でも、条件さえ満たせば無理せずインビテーションを受けられました。
この記事では、平凡なサラリーマンだった私がザ・クラスのインビテーションを受けた時の詳細と、インビテーションまでの道のりをお知らせします。
もくじ
THE CLASS インビテーション時の属性
- 年齢:30代
- 年収:500万円代
- 職業:中小企業の事務系正社員(勤続2年目)
- 住居形態:持ち家(戸建て、住宅ローン有)
- 同居家族:妻と2人暮らし
以上が、インビテーションを受けた時の、私の主な属性(スペック) です。
30代で年収500万円代というのは、私のような特に優れたところもない人間にしては十分かもしれませんが、ザ・クラス所有者の中ではかなり庶民的な年収だと思います。
勤務先も、公務員や大企業ではなく、非上場の中規模の会社です。さらに、転職をしたので勤続年数も2年未満でした。
つまり、この程度でも、ザ・クラス入手の土俵には上がれるみたいです。
ただ、持ち家と妻がいる点は、もしかしたらプラスに働いたかもしれません。
特に持ち家は、一応資産がある事、銀行の住宅ローン審査を通過した事の証明になります。
それ以外に加算されたと思われる条件
上記のスペックですと、インビテーションの土俵に上がれるものの「審査通過はなかなか厳しい」というのが正直なところだと思います(なぜなら、ザ・クラスが提供するサービスと、本人のステータスが見合わないからです)。
それ以外に、条件として加算されたと思えるものを、まとめました。
利用実績は6年半、もちろん延滞無し
詳しくは後述しますが、私は20代向けのゴールドカード JCB GOLD EXTAGE(ゴールド・エクステージ)を2010年に取得し、それ以降利用実績を積み上げ、インビテーションが届いたのが2016年です。利用期間は約6年半で、もちろん延滞はありませんでした。
海外での利用があった
ザ・クラスの前に使用していたGOLD THE PREMIER(ゴールド・ザ・プレミア)で、海外での利用が3回ありました。
普段は海外に行く事など滅多にありませんが、たまたま海外旅行や海外出張の機会があり、その時はメインでゴールド・ザ・プレミアを使いました(金額は大きくありません)。
海外での利用や海外旅行の支払いは、間違いなくプラスに働いたと思われます。
年間利用額は100万円越え、ただし高額な利用はほぼ無し
年間利用額はカード取得の2年目から100万円越えを続けていました。ただし、他にもカードは使用しているので、100万円以上150万円未満の範囲でした。
また、高額の買い物や高級店での利用もほぼ皆無で(海外旅行と、家のエアコンを家電量販店で複数台まとめ買いしたくらいです)、普段の買い物はスーパーやドラッグストア、ネット通販がメインです。
携帯料金や公共料金の多くは、JCBカードで決済していました。
住宅ローン以外の借り入れは無し、キャッシングやリボの利用実績も無し
審査に影響するかわかりませんが、住宅ローン以外の借り入れはありませんでした。
また、JCBカードを含め、キャッシングやリボ払いの利用実績もありませんでした。
住所変更はきちんと行った
これがインビテーションに影響するかわかりませんが、転居があった場合はしっかりMy JCB(JCBカードの会員向けネットサービス)で住所変更の登録をしていました。
THE CLASS インビテーションまでの道のり
次にインビテーションまでの道のりを詳細にお伝えします。
正直、道のりは長かったです。
ただ、最初からザ・クラス取得を考えていたわけではなかったので、遠回りした感はあります。
全体の流れ
JCBカード使用歴:約6年半(2010年から使用し、2016年にインビテーション)
利用の流れ:【JCB GOLD EXTAGE】4年間 ⇒ 切り替え【JCB GOLD】1年ちょっと ⇒ 【JCB GOLD THE PREMIER】1年10ヵ月 ⇒ 【THE CLASS】のインビテーション
私は入会当時20代だったので、20代限定のお得なゴールドカード GOLD EXTAGE(ゴールド・エクステージ)に申し込みました。
ザ・クラスを目指すのでしたら20代でもJCB GOLDやJCB PLATINUM(プラチナ)に申し込む方が近道だと思われます。
それぞれのカードの特徴を、簡単にご紹介します。
JCB GOLD EXTAGE(ゴールド・エクステージ)
こちらのカードは20代限定のゴールドカードで、カード更新時(5年後)に自動的に普通のJCBゴールドに切り替わります。
(私が使用していた時は、”30才を越えた後のカード切り替えのタイミングで” 普通のゴールドカードに切り替わりました)
JCBゴールドとほぼ同等のスペックながら、年会費が3,000円(税抜) と割安で(JCBゴールドの年会費は10,000円です)、ポイント獲得が1.5倍(還元率0.75%)と、良い事づくめです。
普通のゴールドに比べて劣っている点は、海外旅行傷害保険が ”利用付帯” な点、ゴールドカード向けの一部のサービスが使えない点、そして ”ザ・クラスへの道のりが遠い” 点だけです。
JCB GOLD(ゴールド)
JCBの普通のゴールドカードです。
年会費は10,000円(税抜) と高く、基本の還元率も0.5%(ただし、前年の利用実績で1.6倍まで上がります)で、はっきりいって他社のゴールドカードと比べても見劣りします。
正直、この時期が一番メリットを感じられません。
ただし、2年連続で年間100万円以上の使用実績があると、上級クラスのゴールドカード JCB GOLD THE PREMIER(ゴールド・ザ・プレミア)のインビテーションが届きます(こちらのインビテーションは郵送ではなく電子メールです)。
私の場合、ゴールド・エクステージの時から年間100万円の使用があった為、このゴールドカードを1年間100万円以上使用した翌年に、ゴールド・ザ・プレミアのインビテーションが届きました。
JCB GOLD THE PREMIER(ゴールド・ザ・プレミア)
JCBゴールドを2年連続年間100万円以上使うと、電子メールでインビテーションがもらえるカードです。
インビテーションのタイミングは公式サイトに明示されています。
http://www.jcb-originalseries.jp/premier/
ゴールドと比べて大きな違いは、年間5,000円(税抜) のサービス年会費が追加でかかる点(条件によって無料になります)、プレミア向けのサービスが受けられる点、ポイント獲得の優遇率がアップする点(ゴールドは最大1.6倍、プレミアは最大1.7倍)です。
サービス年会費は前年に100万円以上の利用実績があれば無料にできるので、ザ・クラスを目指す人にとっては実質無料と考えてもよいと思います。
プレミア向けのサービスで最もインパクトがあるのがプライオリティ・パス(世界各地の空港ラウンジが利用可能)です。
プライオリティパスのプレステージプランは年会費が429ドルかかるサービスですので、それが無料で付いてくるのは破格です(私は持っているだけで利用できていません…)。
なお、ゴールド・ザ・プレミアからザ・クラスへ格上げされる、インビテーションの条件は明示されていません。
ただし、これから掲載する私の利用実績や当時のスペックから、ある程度推測する事は可能と思います。
私の場合、ゴールド・ザ・プレミアを2年ちょっと使用したところで何の前触れもなくインビテーションが、12月に郵送で届きました。
参考:JCB PLATINUM(プラチナ)
私がザ・クラスを入手した時点(2016年) には存在しなかった、申し込み可能な最上級のカードです。
ザ・クラスへの最短ルートのカードと言われており、内容もゴールド・ザ・プレミアとザ・クラスの中間に位置する感じです。
年会費は25,000円(税抜)、ゴールド・ザ・プレミアに無くてこちらにある主なサービスは、プラチナ専用コンシェルジュデスクと、所定のレストランのメニューを2名以上で予約すると1名分無料になる「グルメ・ベネフィット」です。
ザ・クラスとの大きな違いは「メンバーズ・セレクション」(会員向けカタログギフト)が無い点です。
(このギフトで、年会費の差額25,000円分の価値があります)
まとめ:平凡なサラリーマンがザ・クラスを入手する最短ルートは?
私の事例を考えて、平凡なサラリーマンが無理せずザ・クラスを入手する最短ルートを考えました。
JCB プラチナへの申し込み
JCBゴールドですと、ゴールド・ザ・プレミア(またはプラチナ) へのグレードアップを経なければザ・クラスのインビテーションが受けられません。
プラチナの申し込み条件(お申込み対象) は、オフィシャルサイトによると「25歳以上で安定継続収入のある方(ただし学生は不可)」となっています。
最低2年は年間100万円以上の実績を積む
ネットでは、「ゴールド・ザ・プレミアやプラチナを年間300万円以上利用したら翌年ザ・クラスのインビテーションが届いた」とか、「電話で交渉(突撃) したら発行された」という話が見つかります。
しかし、平凡なサラリーマンにとって高額利用はキツいですし、電話での交渉材料もありません。
はっきりいって一番の近道は、地道に利用実績を積み上げる事。これに尽きるでしょう。
私の経験から、年間の利用額100万円(税込) と、それを2年以上継続するというのは必ずクリアーすべき条件だと思います。
あとは、海外での利用です。
以上の利用をゴールド・ザ・プレミアやプラチナで3年間は実践すべきと思われます。
ちなみに、私がザ・クラスのインビテーションを受け取るまでの流れと、カードを取得するまでの流れは以下の記事に書いています。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
ザ・クラスを入手したいと思う人のお役に少しでも立てたら、幸いですm(_ _)m
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