【徹底比較】JCB THE CLASS(ザ・クラス) vs 楽天ブラックカード

2019-09-21

私は、JCBの最上級カード JCB THE CLASS(ザ・クラス)をメインカードとして使っています。

 

ザ・クラスは、私のような一般人でも無理なく入手でき、「お得とリッチの両立」という面では最高のカードだと思っています。

とはいえ、近年はコスパのよいブラックカードやプラチナカードが増えており、ザ・クラスが最高とは言い切れなくなっています。

 

そこで、今回は本当に「お得でリッチか」検証する為、お得なブラックカードの筆頭格「楽天ブラックカード」と徹底的に比較したいと思います。

 

楽天カードと楽天ブラックカード

まずは、楽天カードの特徴を簡単にご紹介します。

楽天カードは今や、日本で発行枚数ナンバーワンを誇るクレジットカードとなっています。

楽天市場はもちろん、楽天銀行や楽天モバイルなど、”楽天経済圏” に入れば入るほど、お得度は倍増します。

 

 

申し込みで入会できる楽天カードは、ノーマルカードの他、楽天ゴールドカード楽天プレミアムカードが用意されています。

 

そして、楽天プレミアムカードよりさらに上の、最上位ランクのカードが楽天ブラックカードとなり、こちらはインビテーション(招待) でのみ入会可能です。

 

 

楽天ブラックカードの特徴

インビテーションの基準は意外と厳しい?

楽天カードは審査に通りやすいと言われていますが、楽天ブラックカードのインビテーションの基準は「厳しめ」だと言われています。

というのも、楽天ブラックカードの審査基準は、楽天関連のサービスの利用度が大きなウエイトを占めているからです。

その為、一般的なクレカのインビテーションのように、カードの利用実績や会員のステータスだけでは取得できない可能性があります。

一方、楽天のあらゆるサービス、銀行やスマホ、証券会社から旅行会社、電力会社までをフルに利用すれば、意外と簡単に入手できるようです。

 

 

楽天ブラックカードの還元率

通常の還元率は、ノーマルカードと同じ1%です。

しかし、楽天市場などで楽天ブラックカードを利用すると、獲得ポイントが+5(還元率5%アップ)となります。
(楽天市場などでのショッピングの際、ポイントが上乗せされる楽天スーパーポイントアッププログラム(SPU) が+5倍という意味です)

 

ただ、ポイントの上乗せは楽天のノーマルカードでも+2倍、楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードで+4倍あり、ブラックカードが特別優れているというわけではありません。

 

 

どちらが良いか。先に結論から

JCB ザ・クラス楽天ブラックカード、どちらが良いか結論から申しますと、以下のとおりになります。

楽天ブラックカードにした方がよい人

  • 楽天関係のサービス(楽天経済圏) を多く利用している人
  • ザ・クラスのメンバーズセレクション(2万~2万5千円相当のギフト) やディズニーなどの特典が要らない人
  • 国際ブランドをJCBではなくMasterCardかAmexにしたい人(楽天カードは3社から選べます)
  • プライオリティパスを同伴者2名で利用する人
  • 500万円以上の利用限度額が欲しい人

 

ザ・クラスにした方がよい人

  • 楽天経済圏に囲い込まれるのに抵抗がある人
  • ディズニーリゾートを利用する人
  • 家族カードを3枚以上発行したい人
  • コンシェルジュデスクにこだわりを持つ人(楽天ブラックカードのコンシェルジュはプラチナカード会員向けのコンシェルジュの為、ザ・クラスのコンシェルジュの方が格上です)
  • きめ細かな付帯保険が欲しい人

 

(どちらにも当てはまらない人の場合は、別のブラックカード/プラチナカードを検討すべきかもしれません)

 

以上の結論に至った理由を、細かくご説明します。

 

基本スペックを比較

2つのカードの基本スペックを、表にまとめて比較しました。

優れている部分は赤文字、劣っている部分は青文字しています。

 

ザ・クラス

楽天ブラックカード

年会費 50,000円+消費税 30,000円+消費税
国際ブランド JCB MasterCard、Amex、JCB
家族カード 無料。8枚まで発行可能。 無料。2名まで発行可能。
ETCカード 無料 無料
利用限度額 350万~500万円 100万円~1,000万
取得方法 インビテーション インビテーション
還元率(基本の還元率) 0.5%(前年の利用実績に応じて最高0.85% 1%(楽天市場などでは5%上乗せ)
ポイント有効期限 5年間 ポイント獲得ごとに1年延長(獲得し続ける限り無期限)
コンシェルジュデスク ザ・クラス専用コンシェルジュサービス(24時間365日) 各ブランドのコンシェルジュサービス(JCBブランドの場合はJCBプラチナ用のコンシェルジュ 24時間365日対応)
カードに搭載可能な電子マネー クイックペイ 楽天Edy
チャージでポイントが付くプリペイド型電子マネー 無し

楽天Edy(0.5%)

プライオリティ・パス 本人含む2名まで無料。3名以上は1名につき2,000円(税抜) 本人と同伴者2名まで無料。同伴者3名以上は1名につき3,000円(税抜)

 

ザ・クラスの方が年会費が2万円(税抜) 高いですが、メンバーズセレクションで元がとれるので、実質的な年会費はほぼ変わらないと判断できます。

また、ザ・クラスは家族カードを8枚も発行できるのも特徴です。

楽天ブラックカードは、JCBブランドの他に、MasterCardとAmexが選べます。コンシェルジュはそれぞれのカード会社のものになります。
この辺りが、自社の専用コンシェルジュを用意するザ・クラスに比べ若干劣ると判断できます。

プライオリティ・パスについては、ザ・クラスが同伴者1名だけ無料に対し、楽天ブラックカードは同伴者2名まで(本人含め3名まで)無料です。

 

 

 

付帯保険の比較

  ザ・クラス

楽天ブラックカード

国内旅行保険(どちらも自動付帯)

傷害保険(死亡・後遺障害) 最高1億円

乗継遅延費用2万円、出向遅延・欠航・登場不能費用2万円、寄託手荷物遅延2万円、寄託手荷物紛失4万円

傷害保険(死亡・後遺障害) 最高5,000万円
海外旅行保険(どちらも自動付帯) 傷害治療 最高1,000万円 傷害治療 最高300万円
携行品損害 最高100万円(年間100万円まで、免責1事故3,000円)

携行品損害 最高50万円(年間100万円まで、免責1事故3,000円)

死亡・後遺障害 最高1億円 死亡・後遺障害 最高1億円
賠償責任 最高1億円 賠償責任 最高1億円
疾病治療 最高1,000万円 疾病治療 最高300万円
救援者費用 最高1,000万円 救援者費用 最高300万円
海外家族特約(障害死亡・後遺障害) 最高1,000万円 海外家族特約(障害死亡・後遺障害) 最高1,000万円
乗継遅延費用2万円、出向遅延・欠航・登場不能費用2万円、寄託手荷物遅延2万円、寄託手荷物紛失4万円 なし
ショッピング保険等

年間500万円(免責1事故3,000円、購入日から90日間補償)

ゴルファー保険

年間300万円(免責1事故3,000円、購入日から90日間補償)

付帯保険については、ザ・クラスが全般的に勝っています

保険内容に関しては、楽天ブラックカードは一般的なプラチナカードと同等です。

 

 

その他の特典

ザ・クラス

  • メンバーズセレクション(2万~2万5千円相当の選べるギフトが年1回貰えます)
  • ディズニーリゾートやUSJ等での特典
  • グルメベネフィット(高級レストランでの食事同伴1名分無料、要予約、回数制限有り)など

 

楽天ブラックカード

  • 1年間楽天プレミアムが無料(通常は年会費税込3,900円)
  • MasterCardブランドの場合・・・高級レストランでの食事同伴1名分無料のサービス(TASTE OF PREMIUMダイニングBY招待日和)
  • JCBブランドの場合・・・JCB PLATINUMのサービスに準じた特典(ただしグルメベネフィットは無し)
  • AMEXブランドの場合・・・アメックス会員向けのWEBサービス「アメリカン・エキスプレス・コネクト」(こちらはノーマルカードでも利用可) や、優待サービス「オントレ」(こちらは楽天ブラックカードのみ) が利用可能。

 

 

まとめ:どちらもかなりお得なカード。どちらが得かは使う人次第

私個人としては、ザ・クラスは本当にお得なブラックカードだと思っています。

しかし、こうして楽天ブラックカードと比較すると、楽天ブラックカードも負けず劣らずコスパに優れたハイクラスカードだと思いました。

 

楽天にずっぽりハマッて ”究極のポイント無双” を狙うというのも、アリかと思います。

 

楽天ブラックカードへの最短ルートは楽天プレミアムカードへの申し込みです。楽天プレミアムカードについては、以下のリンク先をご確認ください。

 

 

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

カード取得のご参考になれましたら幸いですm(_ _)m

 

ちなみに、JCB ザ・クラスについて詳しくは、以下の記事に書いています。もしよければご覧ください。